介護福祉士国家試験・わかりやすい解説で受験生を応援します

Sponsord Link

生活支援と福祉

 

◆生活と人生

 

「生活」とは、人が何らかの「場」において、社会環境との相互作用によって様々な営みを行うことといえます。

 

別科目のICFでも生活機能を環境との相互作用として捉えています。

 

また、生活を「生れてから死ぬまでの時間の経過」という側面から捉えると「人生」と呼ぶことができます。

 

「生活」や「ライフ」という言葉が含まれるキーワードはたくさんあります。これも試験にはよく出ていますので、チェックしておきましょう。

 

・生活構造

時間の使い方、家計、社会との関係などの生活パターンのこと。

 

・生活時間

1日24時間の中での労働、休養、余暇などの時間配分の仕方。

 

・生活様式

「ライフスタイル」に近い概念です。ある の中の多くの人に共通する生活の仕方。 生活様式は、社会変動やその時代の階層構造を反映しています。

 

・ライフスタイル

生活の様式。日常生活における行動のパターンであり、衣食住、交際、娯楽などの様式や 習慣を表す。

 

・ライフサイクル

生活周期。人生周期。人間の死に至るまでの時間的経過を指す。ライフサイクルの各段階には、それぞれ達成すべき課題があり、ライフスタイルが存在する。

 

・ライフステージ

乳幼児期、児童期、青年期、成人期、高齢期といったライフサイクルの各段階を指す。

 

・ライフコース

卒業、就職、転職、結婚、出生、事故、大病などの出来事に対し、どのような選択をしたかによって、個人が一生の間にたどる道筋のこと。

 

・ワーク・ライフ・バランス

仕事と生活の調和。働き方の選択、見直しによって、質の高い生活を実現するという考え方。

 

このように、混同しやすい言葉がたくさん出てきます。「ライフサイクル」を中心に各キーワードとの関係を理解しましょう。

 

また、近年「ワーク・ライフ・バランス」の考え方が注目されており、「自分らしい暮らし」を求める人が増えて、ボランティアや生涯学習など趣味・余暇活動が多様化しています。

 

一方、過去一般的だった終身雇用・年功賃金制から、非正規雇用、派遣労働などが増加するようになり、働き方にも変化が起こっています。

 

 

◆ライフサイクルと福祉

 

ライフサイクルと福祉の関係では、福祉ニーズが高まる(収入に対して支出が多くなる)時期にどのようなライフスタイルをとるかがポイントになります。

 

子ども時代と子育て期、老年期の3つの時期に貧困に陥りやすいとされています。

 

これに対し、人々は様々な方法で対応しようとしますが、その方法として下記の語句が重要となりますので、チェックしておきましょう。

 

・自助

自分で貯蓄をしたり、ライフスタイルを変えたりして収入減・支出増に対応する

 

・互助

家族や親族、知人の間でお互いに困ったときに助け合う

 

・共助

地域の連帯によって不十分になりやすい部分を補う

 

・公助

社会保障によって、人々の生活リスクに対応する、国や地方自治体による支援

 

この「自助」「互助」「共助」「公助」の捉え方は、今国で進めている「地域包括ケアシステム」でも重要な考え方になっています。

要するに社会保障費が増えすぎて、「共助」「公助」だけでは成り立たなくなってきているので、「自助」「互助」をもっと活用しようというものです。

 

別科目で説明しますが、ここではこれらの言葉を覚えておきましょう。

 

 

あわせて読みたい関連記事:

SPONSORED LINK

これまでのコメント

  1. 社会の理解 | 介護福祉士無料受験対策講座+ :

    […] 生活支援と福祉 […]

この記事にコメントする

このページのトップへ

Copyright © 2017 介護福祉士無料受験対策講座+ All Rights Reserved.
シアリス