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尊厳を支える介護

今まで何度も出てきた介護に関する考え方です。問題に出てきたら必ず正解できるよう、しっかりと身につけましょう。

 

(1)尊厳を支えるケア

 

社会福祉法では「福祉サービスは、個人の尊厳の保持を旨とし」、介護保険法では、「これらの者(要介護状態等の者)が、尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう」などと明記され、「尊厳の保持」は、現在の介護における重要なキーワードとなっています。

 

障害があっても、その人らしい生き方を尊重した、自立した日常生活ができるよう、ADL(日常生活動作)の自立とQOLの向上を図るケアを行うことが必要です。

 

(2)QOL

 

QOL(Quality of Life)は「生活の質」「人生の質」「生命の質」などと訳されます。

 

ADLの向上のみに着目するのではなく、利用者が望む、その人らしい生き方を尊重し、自立した生活が送れるよう支援することが、QOLの向上につながります。

 

QOLに似ている言葉にROL(Respect of Life)があります。「尊厳のある生活」と訳され、利用者が尊厳をもって生きられるよう支援することが重要です。

 

 

(3)ノーマライゼーション

障害のある人も、そうでない人と同じように、住み慣れた地域や家で、普通に生活する権利があります。

この言葉については、「介護における尊厳の保持と自立支援1」に掲載していますので、確認してください。

 

もともと、知的障害の分野で生まれた理念ですが、現在ではあらゆる福祉の分野に共通する普遍的な理念として定着しており、障害をもった人が、様々な社会生活の場面で、障害のない人と同様の権利を与えられることを目指しています。

 

(4)利用者主体

 

介護は、介護者主導で行うのではなく、あくまでも利用者の主体性を尊重して行わなければなりません。

 

そのためには、利用者が自らの意思で自己選択する「自己決定権」を行使できるよう支援し、介護者側は、十分な情報を利用者が理解できるように提供する必要があります。

このような姿勢で介護を行うことが、「尊厳を支える介護」へとつながっていきます。

 

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