介護福祉士国家試験の筆記試験の科目と出題数は下の表のようになっています。
領域 | 科目名 | 出題数 | |
---|---|---|---|
午前 68問 | 人間と社会 | 人間の尊厳と自立 | 2 |
人間関係とコミュニケーション | 2 | ||
社会の理解 | 12 | ||
介護 | 介護の基本 | 16 | |
コミュニケーション技術 | 8 | ||
生活支援技術 | 20 | ||
介護過程 | 8 | ||
午後 52問 | こころとからだのしくみ | 発達と老化の理解 | 8 |
認知症の理解 | 10 | ||
障害の理解 | 10 | ||
こころとからだのしくも | 12 | ||
総合問題 | 総合問題 | 12 |
介護福祉士の筆記試験の合格基準は、
A.総得点120点に対して、60%程度を基準として、問題の難易度で修正した点数以上を得点すること
B.すべての科目において得点があること
とされています。
◆Aの基準について
120問中の60%は、72問ですので、これが標準になり修正が行われます。
ここ数年の合格基準点と合格率の推移を見てみると、以下のようになっています。
合格基準点 合格率
2004年 84点 49.3%
2005年 82点 42.0%
2006年 73点 46.8%
2007年 77点 50.4%
2008年 82点 51.3%
2009年 76点 52.0%
2010年 75点 50.2%
2011年 71点 48.3%
2012年 75点 63.9%
2013年 69点 64.4%
◆Bの基準について
筆記試験の科目は全部で12科目ありますが、これを10科目群にまとめて、それぞれの科目群で1つでも0点があると不合格となります。
10の科目群は以下の通りです。
①人間の尊厳と自立+介護の基本、
②人間関係とコミュニケーション+コミュニケーション技術
③社会の理解
④生活支援技術
⑤介護過程
⑥発達と老化の理解
⑦認知症の理解
⑧障害の理解
⑨こころとからだのしくみ
⑩総合問題
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